奥川 目当沢

早朝車を走らせ登山口の弥平四郎登山口駐車場へ向かう。長島さんの直近情報だと入れない可能性が高かったが登山道は整備されており駐車場まで辿り着いた。駐車場は思いの外、盛況だった。沢靴に履き替え歩き出す。山行に余裕があるため山菜を探しながらの山行。

キョロキョロしながら歩く。しばらく歩き雪渓の匂いがしてくるとスノーブリッジが見えた。標高が低く南面であるのにここまで雪が詰まっているとは。おそるおそる下をくぐる。両側が少しずつ迫ってくるとようやく釜のついた滝がかかった。

グリップを確かめながら左岸を登る。そのあと登れる小滝がいくつか続くと雪渓が現れる。雪渓の上でウドやトリアシショウマ、ヤマブキショウマ、ウルイなどを確保。特にショウマ達は初めて見る群生で夕ごはんの心配はなくなった。

雪渓がきれ幾つか滝を登るとまた雪渓。ところどころ穴が空いており気が抜けなかった。スラブを詰めていくと登山道にでた。疣岩山まででるとユリとアカモノがお出迎え。

雲の切れ間から飯豊の主稜線を眺めたあと登山道で下山した。

沢で泊まりたいと言う意見を聞き入れていただき沢で山菜をつまみに酒をのみ良い夢をみた。

山行最終日:2015年6月20日
メンバー:長島(L) 堀尾 高森
山域: 同行者の記録
山行形態: 沢登り
コースタイム:
地形図:大日岳
報告者:堀尾