実川 大持場沢~馬取川

22日(晴れ)

実川沿いを東西に走る林道沿いの駐車場(トイレあり)に車をデポし、万治峠に向かう林道を歩く。8:50に赤い橋を渡り実川を対岸に渡る。すると、北東にトラバース出来る仕事道(植林帯にはこういう道がある可能性が高いらしい)があるのでこれを延々と伝っていくと大持場沢の支流に突き当たる。

二つの滝の間に降りて登り返し、また仕事道を伝って、Co310m辺りで9:20に大持場沢入渓。二つの滝の間に降りるときは見た目以上に足場が悪く、地面に足を蹴りこんで木の枝を効率よく使って降りる良い練習になった。

入渓してからは、小滝を巻いて巻いて先へ進む。Co400m付近で印象的な二条15m滝に出会う。これは右から巻いた。そこからは穏やかな渓相が続き、大きく巻くこともなくCo680m付近まで進む。この間に立ちこみの練習をした。手はバランスを取るだけで片足に乗りきるということが分かっていても、つい体重を分散させてしまう。

Co680~830mはミニゴルジュが続き、工夫して進む小滝が連続して面白い。Co830mの二俣では、左俣と右俣の細い尾根を渡りCo880m辺りで左俣に戻る。支沢が細かく分かれるようになってきて水量も少なくなっていく。

Co1010m付近で水を汲み、左岸の尾根を高陽山に向かって登る。16:45に山頂に到着。高森さんが見つけた真っ平な幕営場が素敵だった。夕食に長島さん作の美味しい芋煮を頂く。

23日(曇り後雨)

朝はフレンチトーストと野菜の豪華な朝食を頂き、7:55にテン場を出発。馬取川を下降する。

Co920m付近で5m、4m滝が登場し、これは右岸から巻く。その後穏やかな開けた渓相となり、Co610mのあたりで山道にあがる。下に見える連瀑を見ながら山道を歩いていると、一頭のクマが谷に隠れているのが見えた。その後も山道を歩いていくと林道が下に見えたので、降りる。この林道は万治峠への登山道に続く林道であった。最終的には11:50に駐車場に到着した。

山行最終日:2016年10月23日
メンバー:長島(L) 高森 匿名
山域: 同行者の記録
山行形態: 沢登り
コースタイム:
地形図:日出谷・飯里
報告者:匿名