今週、飯豊の沢は小休止。
昨年前川支流を継続遡行・下降していたときに御西小屋でお会いした方に教えてもらったイベントに参加してみた。
天気予報は一旦梅雨明けするかのように連日晴予報が並んだが、熱帯低気圧が発生してから一転、週末のみ雨になってしまった。沢開きはと言うと、朝の実行委員会の協議によって当初の予定から行程を変更して、四条四段滝まで行って引き返して砥山キャンプ場で泊まることになり、さらに大桧沢を遡行している途中で糸滝で引き返すことになった。
今回の参加者は天候不順によるキャンセルや泊まりから日帰りへの変更もあって、泊まり5名、日帰り4名(だったか?)で、例年より少ないそうだ。実行委員会のサポートは泊まり4名、日帰り3名(だったか?)に、泊まり場での世話役(宴会?)に数名のサポートが加わった。このくらいの要員を導入する必要はあるかなと思っていたくらいのサポート体制だった。
水量は集水域の割には多く感じたが、実際雨続きだったので多いとのことだった。
砥山キャンプ場で長い休憩、必要なもの以外の荷物を置いて糸滝へ向かった。
糸滝に着くとまた長い休憩をとる。このときまだ四条四段滝までは行くと思っていたが、砥山に降ると知らされた。水量が多くここまでに想定より時間を要していたのかもしれない(理由を聞いておけばよかった)。
砥山キャンプ場は小さな神社の前にある小高い草叢の台地。スタッフが刈り払いをした上でブルーシートを張ってくれていて、準備は万端だった。
早すぎる帰還のため、薪集めをした後に、長々と宴会が繰り広げられる。つがざくら山岳会の代々会長が勢ぞろいという感じで、飯森にまつわる話を聞かせていただいた。
天気予報通り夜は雨に降られた。ブルーシートの切れ目や端から伝ってきた滴で幕下のシートの上は水浸し。濡れながら眠る羽目になった。雨と分かっているときはブルーシートの下でもテントを張った方が良かった。テントは持参していたが枕として使っていた。
翌日は増水が少し治まってきてから下山。それでも9:30には駐車場に到着した。
参加者に配られた入浴券を使って入浴しようとしたが、訪れた時刻が早すぎて入浴できず、庁舎の近くの日帰り入浴施設で汗を流して帰路に着いた。